ネットショップの仕入れ先選びは欠品ロスにつながる?効果的な仕入れ先選定方法をお伝え
ECサイトを運営していくうえで在庫に欠品が発生すると、機会損失やショップの信頼度に影響してしまいます。
しかしどうしたら欠品を防げるのか、どうしたら適切な在庫を保てるか具体的な方法が分からずお困りの仕入れ担当者の方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は在庫を出来るだけ抱えず、欠品を減らすための仕入れノウハウについて解説します。
仕入れ担当者の悩み... 欠品してしまうととても大変
急な需要の高まりや製造メーカー都合による製品在庫不足など、欠品の危険とは常に隣り合わせです。
一度欠品を起こしてしまうとせっかくの売上を逃してしまい、ショップの信頼低下にも繋がってしまいます。
また急な欠品によるお客様とのやり取りは、多くの時間を奪われてしまったり精神的な負担にもなってしまいます。
欠品と過剰在庫の絶妙なバランスを保つのは難しい
もちろん在庫を十分に持つことができればよいのですが、管理場所のスペースには限界があります。
また余剰在庫を抱えてしまうとキャッシュフローが減少し、会社の資金繰りを圧迫してしまうことにもなります。
在庫を過剰に持っても経営リスクはあり、また過剰在庫を恐れて通常の在庫量で構えていても急な需要の高まりの際には欠品してしまうリスクもあります。
欠品と過剰在庫のリスクはどちらも非常に微妙なバランスで成り立っており、在庫を増やしても減らしてもリスクを抱えることとなってしまいます。
在庫リスクを解決し競合と差をつける
在庫の問題は欠品回避と過剰在庫回避の、どちらを選択しても何らかのリスクは負い続ける事となってしまいます。
自社内で行える対策の範囲には限界がありますが、欠品リスクを減らす方法はあります。それは仕入れをメーカーからではなく、卸業者から仕入れるという方法です。
売り時を逃さないよう適切な在庫コントロールを行い競合ショップと差をつけましょう。
卸業者からの仕入れはメリットがとても多い
メーカーからではなく卸業者からの仕入れなんて、余分に費用が取られている気がしてデメリットばかり感じしてしまう事が多いと思います。しかし実際にはとてもメリットが多いです!
卸業者から仕入れるメリット
●その1 小ロットで仕入れられる
メーカーへ発注する際には、基本的には"発注単位"という概念が存在します。発注単位とはある1つの商品を仕入れるのに最低限必要な発注数量のことです。発注単位の数は8個や30個など商材によって全く違います。
しかし卸業者から仕入れる場合は、卸業者がメーカーからまとめて仕入れたものを各卸先に小分けして発送することができるので、メーカーから仕入れる際よりも比較的小ロットで商品を仕入れることができます。
卸業者では小ロットでの仕入れが可能なことにより、売れるかどうか試売をしてみたい商品でもいきなり多量の仕入れをしなくてもよかったり、在庫数の調整がしやすくなったりします。
●その2 アソート発注ができる
アソート発注とはさまざまな商品を好きな組み合わせで発注できるということです。
例えばメーカーに対してある商品の赤色と青色の2色を発注する場合、それぞれの色に対して発注単位が設定されていることがほとんどです。
各色の発注単位が10の場合、最低でも赤色を10個、青色を10個の計20個の商品を仕入れなければならなくなります。
卸業者ではアソート発注が可能なので、発注単位に関わらず各色にて好みの数量を発注することができます。
例えば赤色と青色の商品を仕入れる場合、赤色の商品の方が売れそうであれば赤色を12個、青色を4個のように状況に応じて数量を調節することができます。
●その3 顧客直送に対応できる
卸業者の中には、注文があった一般消費者の方のご自宅まで直接商品をお届けする"顧客直送"のサービスを取り扱っている場合もあります。
運営するショップにて注文があった際は、お客様の自宅まで卸業者が直接商品を配送手配してくれるのでとても便利です。
商品が欠品となりお客様をお待たせしてしまう場合もあるかと思いますが、そうした際にもお客様宅へ商品を手早く配送できるので顧客満足度の向上にもつながります。
既にお取り扱いいただいている商品と合わせて販売すれば売上の底上げに
小ロット&アソート発注、更には顧客直送対応可能な卸売業者を活用し、自社の業務スタイルはそのままに、新たに家庭用品類をラインナップへ取り入れる事が可能です。
在庫管理がしやすい分、初めての取り扱い分野でも小さくスタートを切ることができるので安心です。また顧客直送が可能なので、商品情報をECサイトに登録するだけで現在の売上に拡張した売上が底上げされます。
すぐに実施できる欠品対策は仕入先選び
通常の欠品対策としては『適正な在庫数量の分析』や『商品の需要動向を判断する力を養う』などといった対策がありますが、すぐに対応するのが難しい場合がほとんどです。
仕入先の追加であれば導入も素早く行え、すぐに実践できる効果的な対策となります。
卸売業者にもいろいろな種類があるので注意が必要
今まで卸業者から仕入れるメリットを説明してきましたが、卸売業者にもさまざまな種類があるので注意が必要です。
場合によっては上述したメリットが全く享受できないような卸売業者も存在します。
例えば卸売業者といっても自社倉庫を持っておらず、ただ単にメーカーに出荷指示をするだけの中間業者も存在します。
そのような物流形態を取っていると、メーカーの発注単位に従わざるを得ないので一度の発注で大量に仕入れなければならない場合があります。
マルモトネットなら安心の小ロット・アソート&顧客直送も可能
弊社『マルモトネット』であれば、小ロットでのご注文やアソート発送、顧客直送も可能ですので安心してご利用いただけます。
その他にもマルモトネットをご利用いただくメリットは複数あります。
① 「マルモトネット」は家庭用品中心の卸業者です
流行り廃りがあまりなく、生活に結びつく商品ジャンルとなる家庭用品。商品カテゴリも多く、年中を通して売上に結びつく家庭用品を多数取り扱っています。
② 長く続いている家庭用品の卸業者だから、取り扱いメーカーも豊富
家庭用品卸業者として60年以上運営してきたという長い実績を持っています。取り扱いメーカーの種類も多く、仕入先様からの「こういった商品の取り扱いは可能か?」といった相談も受けています。
③ 家庭用品の販売に長けているので在庫も豊富にそろえております
自社倉庫で商品を管理しているので『定番商品、季節商品、トレンド商品など、在庫も持っています。
その他のマルモトネットのメリットについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
おわりに
在庫がある事で、売り逃し等の機会損失を防げます。同時に売上の底上げにも繋がります。商品の不良等、急なトラブルでも在庫から対応できる場合があります。
長期在庫となってしまい、商品の箱等が劣化したり、市場の価値が下がってしまう。最悪赤字になってしまうかも。
商品のサイズによりますが、保管場所を圧迫してしまう。
在庫を抱える事で、資金回収問題がついて回る。
弊社からの直送もできるので、細かな在庫は持たず、売った分だけ取引できる。
マルモトネットにまずはご登録頂き、ご不明な点、導入に向けたご相談も、随時受け付けています。
欠品や過剰在庫といった在庫リスクの回避方法についての疑問は解消されましたでしょうか?以下、本記事のまとめです。
以上、欠品リスクを激減させる卸売り業者から仕入れる3つのメリットでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
適切な在庫コントロールにより皆様の売り上げ拡大に繋がれば幸いです。
マルモトネットは、生活に関わる多種多様な商品を6,000アイテム以上取り扱っている卸売り、仕入れサイトです。無料会員登録でキッチン用品・インテリア雑貨、アウトドア用品などをお得に"1点"から仕入れ可能!会員登録はもちろん無料で行えますのでお気軽にご登録ください。
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