ネットショップの売れるコツとは？売れるネットショップの共通点をお伝え

・開業したネットショップで商品が全然売れない
・売れるネットショップにするためのコツを知りたい
などのお悩みありませんか？
売れるネットショップにはいくつかの共通点があり、ポイントを押さえて運営していくことで、売れないネットショップも売れるネットショップに変身することが可能です。この記事では、売れるネットショップを作るための重要なポイントや具体的な売れるコツを紹介します。
継続的に成功するためのコツや利益率を高めるための方法などもお伝えするのでぜひ参考にしてください。

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ネットショップで売るために大事な3原則

売れるネットショップは必ずここで紹介する以下の3原則を満たしています。この基本的な原則を理解し、順当に改善をしていくことで、どんなネットショップでも売れるネットショップに変わることが出来ます。

・集客
・転換率を上げる
・リピーターの獲得

集客

ネットショップを開業してから、すぐにサイトに人が集まることはありません。人が集まらなければもちろん売り上げも上がっていかないので、まずはサイトへ人を集める「集客」が大切になります。
具体的には、広告で費用をかけて一時的にユーザー数を増やしたり、ブログ記事や各商品ごとにSEO対策を行い検索流入を伸ばしたりすることが大切です。
広告は、費用をかければすぐにでも流入数を増やすことができますが、広告を出さないと流入が発生しません。
逆に、SEO対策は時間がかかりますが、ブログ記事などは一度上位表示を行うことができ、その順位を維持できれば安定した流入が見込めるため資産価値があります。

転換率を上げる

次にサイトへ流入したユーザー全てがそのまま何も買わずに出ていってしまってはサイトの売り上げは0です。
そのため、ユーザーが買うための導線やサイトへ流入したユーザーが離脱してしまわないように不快に思う点などを改善し、購入者へと転換する率（転換率）をあげる必要があります。
具体的には、購入方法を増やしたり、サイト内で迷子にならないように関連した商品を表示したりなどです。
サイトへ人を呼べば、ほとんどの人が購入してくれるというのはよくある思い込みですので、実際にユーザーになった気分でサイト内を回遊して離脱しそうなポイントは改善していく必要があります。
転換率アップについては、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて確認してみてください。
関連記事：ネットショップの売上アップ方法とは？リピーター施策や転換率アップ施策など本当に大切なことを3つだけ紹介

リピーターの獲得

上記、集客と転換率の改善を行なった後は、一回購入してくださった方にリピーターになっていただくことも重要です。
毎回広告をかけて新規のユーザーを集めるのは大変です。そのために自社のファンを増やしてそのユーザーにリピーターになっていただく方が、ユーザー獲得のコストもかからないためいい戦略と言えます。
具体的なリピーター獲得については、以下で解説していきます。

売れるネットショップが行っている10個のコツ

次に、売れるネットショップが行っているコツを10個紹介します。

1. 明確なコンセプトを決める

売れるネットショップを作るには、まず明確なコンセプトを決めることが重要です。「誰にどんな商品を売るのか」ということを、できるだけ具体的に決めてください。例えば、「20代後半のOLにプレゼント向けの商品を売る」「育児に励む30代の主婦に家事で役立つ格安の商品を売る」などが良いでしょう。
このようにコンセプトをはっきりさせ、集客のターゲットを絞ってはじめて、「良い商品があるかもしれない」「私に合ったサイトかも」などと思ってもらえます。
また、コンセプトを決めることでどんなユーザーをサイトへ集客するのかが明確になります。

2.商品画像やデザインにこだわる

商品画像やデザイン、フォントなど、「ユーザーインターフェース（UI）」と呼ばれる部分にこだわることも重要です。UIを洗練させることによって、ネットショップに来た顧客が、自然と商品に惹きつけられ、スムーズに購入まで至るという流れが作れます。
またファッション用品や食品など、見た目が重要視される分野の商品を売る場合は、とくに商品画像にこだわるのがおすすめです。見た目で魅力を伝えられる商品が売れるか売れないかは、90％以上商品画像で決まるとも言われるため、画像を変えるだけで転換率が上がり、売上が一気に向上する可能性もあります。
どんな画像がいいかは、ショップによってさまざまですので、自社のサイトへきているユーザーはどんなユーザーかを考え掲載する商品画像はテストしていくのがおすすめです。

3.ショップ導線が綺麗

売れるネットショップを作るには、デザイン面だけでなく、「ユーザー エクスペリエンス（UX）」と呼ばれるような機能面にもこだわるのがおすすめです。具体的には文字の大きさやボタンの配置、スクロールのスムーズさなどを適切に整え、訪問したユーザーが使いやすいECサイトに改良しましょう。
ネットショップの成功事例を見ていると、どのサイトも共通して「使い方が簡単でわかりやすい」傾向にあります。反対に使い方がわかりにくいと、ユーザーが商品を買わずに離脱してしまう恐れが高まるので気をつける必要があります。

4. すぐ商品が届くように商品出荷を効率化

商品がすぐ届くほうが顧客にとっては都合が良く、注文が増えやすくなるので、商品出荷作業を効率化することも大切です。とくに商品のピッキング作業を改良すれば、商品出荷は格段に速くなるので、意識してみてください。
手作業で商品出荷を行う場合は、例えば、ピッキング作業用のコードを設定したり、商品棚にラベルをつけたりするのが良いでしょう。また棚やラックを有効活用して在庫商品の保管場所を整理整頓し、人気のある商品をすぐ取り出せる手前に配置するのもおすすめです。また検品作業については、検品チェックシートや不良見本、商品の補正に使う道具などを用意すると効率が上がります。梱包作業では、入荷時点である程度梱包をしておく、梱包資材も先に作っておくなど、事前準備を充実させておくことが有効です。

5. 決済手段を増やす

ECサイトに訪問する顧客は、それぞれがお気に入りの決済手段を持っており、決済手段がないとほかのサイトに行って同じ商品を探す傾向にあります。そのため、顧客の離脱を防ぐには豊富な決済手段を用意しておくことが重要です。具体的には以下に列挙する決済手段を、できるだけ多く導入することをおすすめします。
・クレジットカード決済
・コンビニ決済
・キャリア決済
・代金引換
・銀行振込
このうち、最も人気が高いのは「クレジットカード決済」、続いて「コンビニ決済」が高い支持を得ています。これはSBペイメントサービス株式会社による「決済手段に関する調査」で明らかになっています。
なお、同調査では、決済手段がない場合の離脱率は男女ともに60％以上であるとの結果が出ており、決済手段を増やすことは非常に大切です。
また、近年では、amazon payなども必ず用意しておきたい決済手段です。

6. 高評価レビューを集める

売れるネットショップには、高評価レビューが多いという共通点があります。そのため、良い口コミを集める努力をするのもおすすめです。具体的には、以下のような方法を試すのが良いでしょう。
・レビューに対して特典やプレゼントを付ける
・レビューキャンペーンで割引を実施する
・商品にレビュー用の手紙やメッセージカードを同封する
またレビューについては、「第三者の公平な視点から評価を得ている」ことが伝えられると信用性が増すので、メディアでの取り上げ実績などをサイトに掲載するのも有効です。ただし、実績のない状態ではメディアに取り上げられないため、日々の売り上げなどをまず積み重ねていくことが重要です。

7. SEO対策やリスティング広告を活用する

ECサイトへのアクセス数をアップさせるには、SEOライティングや広告を積極的に活用することも有効です。ECサイトの検索順位を高めたり、インターネット上に各種広告を出したりすることによって、何もマーケティングをしていない状態に比べると、集客力を格段に高められます。
リスティング広告の場合は、まず具体的な媒体を決めることが必要です。自社で商品を買ってくれるユーザーは、どんなところに存在しているのか、何を使って情報収集をしているのかを考えることで、具体的な媒体が決定します。

8. メールの自動送信など「カゴ落ち対策」

売れないネットショップでは、顧客が商品をカートに入れたまま離脱してしまう「カゴ落ち」という現象がよく見られます。カゴ落ちが見られるサイトでは、メールの自動送信で顧客に商品のことを思い出させるなどの対策を取ることで、売上を向上させられる場合があります。
カゴ落ちについては別の記事で詳しく解説しているので、ぜひ「カゴ落ちとは？」をご覧ください。

9. 「よく一緒に購入されている商品」を設定

売れるネットショップを作るには、「クロスセル」と「アップセル」を有効活用して顧客単価を高めることも必要です。クロスセルとは、ある商品の購入を検討している顧客に関連のあるほかの商品も購入してもらうためのセールス手法です。Amazonの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」「よく一緒に購入されている商品」がこれにあたります。
一方でアップセルとは、ある商品の購入を検討している、もしくはすでに購入した顧客に対してより高い商品を勧めるセールス手法です。代表例には「この製品を見た人はこんな製品を見ています」という文言が挙げられます。
ECサイトの売上をアップさせるには、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」や「この製品を見た人はこんな製品を見ています」を導入し、たまたま良い商品が見つかったというセレンディピティ（偶然の購入）を生むことが重要です。

10. セキュリティレベルを上げる

ネットショップのセキュリティレベルを向上させ、顧客が安心して買い物をできる環境を作ることは、新規顧客の開拓にもリピーターの獲得にも重要です。セキュリティ対策の方法としては、例えば、PCへのセキュリティソフトの導入が挙げられます。
また定期的にセキュリティメンテナンスを実施したり、あらかじめセキュリティ保護が施されたシステムを利用したりすることもおすすめです。加えて、厳格なパスワードで個人情報を保護する、ネットショップの運営に使用するPCに個人情報をダウンロードした場合はすぐに削除するといったセキュリティ対策にも効果が期待できます。

さいごに

売れるネットショップに変えるには、集客や転換率のアップ、リピーター獲得に向けた努力をしなければなりません。今回はそれらのためのコツを紹介しました。
また売上を伸ばしてもコストがかかりすぎていれば利益率が高まらず、ネットショップで十分に成功することはできません。そのため、成功率を高めるにはコストカット、主に売上原価の最小化に取り組むのがおすすめです。
関連して、弊社で取り扱っている中でも売れ筋な商品を紹介したブログ記事もぜひ読んでみてください。
関連記事：仕入れにオススメな季節商品って？シーズン別の売れ筋商品トップ３も紹介 【新生活/母の日/父の日/クリスマス/年末年始】
関連記事：ネットショップで売れてる！おすすめ商品をカテゴリー別に紹介

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