ドロップシッピングサイトとは?メリット、デメリットからおすすめサイトまで紹介

低リスクで始めることができる事業としてドロップシッピングという手法があります。
一般的な店舗ビズネスやネットビジネスと比較しても、初心者でも始めやすい手法として知られていますが、具体的な仕組みや始め方については詳しく理解する必要があります。
今回の記事では、誰でもドロップシッピングを始められるように、ドロップシッピングのメリットデメリットや具体的なやり方について解説していきます。
ドロップシッピングとは
ドロップシッピングとは、在庫を持たずに商品を販売する方法です。ネットショップのオーナーは在庫を持たない状態で、お客様から注文を受け、注文が入るとメーカーなどから商品をお客様の元へ送るという仕組みです。
ドロップシッピングのメリット
この章では以下の4つのドロップシッピングのメリットついて解説します。
在庫を持たなくてOK
まずドロップシッピングのメリットとしては、在庫を持たなくてもOKということです。サイト運営を行う中で、在庫を持たなくても良いというのは、デメリットや万が一のリスクを回避できるということです。具体的なデメリットやリスクとしては、棚卸しの確認に割く時間が発生したり、売れ残り商品を長期間在庫としてかかえるなどが挙げられます。
配送も仕入れ先が行ってくれる
次に配送も仕入れ先が行ってくれるメリットがあります。在庫管理以外に配送も行わなくて良いということは、あなたは商品の販売のみに集中することができ、作業コストや人件費を削減することができます。この点は、ドロップシッピングの大きなメリットと言えるでしょう。
販売価格を自由に設定できる
ドロップシッピングでは、販売価格を自由に設定できるというメリットがあります。アフィリエイトサイトの場合は、商品の宣伝のみとなるので、価格の設定はできません。しかし、ドロップシッピングの場合は、販売側に裁量権があるため価格を自由に設定できます。商品のネーミングやライティングによって、高価格で販売することも可能になるということです。
固定費をかけずに場所関係なく運営できる
ドロップシッピングのメリットの最後の紹介としては、固定費をかけずに場所関係なく運営できるということです。基本的にネット環境さえあれば、多額の固定費をかけずに、ネットショップを管理するサーバー代とサイト名のドメイン代の固定費のみで、ビジネスを始めることができます。従来のネットショップは梱包や発送も必要だったので、在庫保管場所が必要でしたが、ドロップシッピングの場合は販売業務のみとなるので大幅に固定費を削減することができます。
ドロップシッピングのデメリット
この章では以下2点の観点で、ドロップシッピングのデメリットついて解説します。
利益が出にくい
ドロップシッピングを行う上でのデメリットとしては、まず利益ができないという点が挙げられます。従来のECサイトの場合は大量に仕入れた場合は、通常よりも安価に仕入れることができました。しかしドロップシッピングの場合は、販売のみになるので仕入れ金額の点では不利となり注意が必要になります。
競合が多く競争が激しい
もう一点のデメリットとしては、競合が多く競争が激しいということがあります。ドロップシッピングは、販売のみの業務となるので参入障壁が低く、初心者でも始めやすいビジネスです。そのため、販売する商品が被る可能性が高いです。また、競争が激しいということは、価格競争は避けられないということなので、注意しましょう。
ドロップシッピングとネットショップとの違い
ドロップシッピングもネットワークを利用している無店舗販売なので、消費者からすると通常のネットショッピングと大差はありません。しかし、販売する側としては仕組みが違います。ネットショップは、ネット上で商品を探し購入するという点以外は、実店舗とお店の仕組みに違いはありません。仕入れから管理、梱包を一気通貫で担っており、消費者へ発送します。しかし、ドロップシッピングでは販売側は、ネットショップを作成し商品を販売するのみです。商品の仕入れや在庫管理、梱包や配送も基本的には提携先で全て行われます。ネットショッピングは自社で全ての作業を遂行し、ドロップシッピングはショップの作成と販売のみという限定的な作業になります。
ドロップシッピングとアフィリエイトサイトとの違い
アフィリエイトサイトでは、商品のバナーなどを自身が運用するサイトやブログに貼り、そのバナーを見た人がクリックしたり、その先で商品を購入することで報酬を得ることができる仕組みです。ドロップシッピング同様、アフィリエイトサイトも商品の在庫を持たない仕組みになっているので、一見すると同じに見えるかもしれません。しかし、アフィリエイトサイトの場合はあくまで「宣伝」に留まりますが、ドロップシッピングでは商品そのものを「販売」しているので、仕組みが違いと言えます。ネットショップの一形態としての位置付けのドロップシッピングは、アフィリエイトとビジネスモデルが大きく異なります。
ドロップシッピングの3つの種類
この章ではドロップシッピングの3つの種類について解説します。
直接契約型
まず初めに、直接契約型について紹介します。メーカーがネットショップなどを持っていない場合でも、あなたがネットショップを開設し、商品が購入されたらメーカーから消費者に送付してもらうことができます。自分でメーカーの商品を選定して販売することが出来るため、商品の幅を広げたり売れ筋商品のみに絞って販売することも可能で、利益を出しやすい仕組みになっています。また、メーカーは商品のラインナップが豊富なので、競合と商品が被らないなどのメリットもあります。しかし、メーカーと直接契約するためには時間と労力がかかり、法人以外とは契約しないメーカーなどもあるので注意が必要です。
オリジナル商品販売型
次にオリジナル商品販売型の紹介です。読んで字の如く、あなたがデザインした商品を販売する方法です。オリジナル商品と聞くと、ハードルがかなり高そうに感じますがそんなことはありません。初心者の場合は、無地の商品にオリジナルのロゴやイラストを入れて販売する方法が一番簡単です。最近では、ポーチやトートバッグなどに可愛いロゴやイラストを入れて販売する人が増えています。もし、イラストやロゴを描くことが苦手だったりできない場合は、プロのイラストレーターに直接依頼してみるのも一つの方法です。既存商品を販売するよりも労力はかかりますが、完全なオリジナル商品を販売することが出来るので、きっと楽しいでしょう。
DSP
最後にDSPについて紹介します。DSPとはドロップシッピング・サービス・プロバイダーの略語です。代理店と契約して、取り扱い商品を自分のネットショップで販売する仕組みです。商品の特徴や説明などは、代理店からの情報を参考にすることが可能で、一から考える必要は少なく手軽に販売できる強みがあります。代理店が扱う大量の商品を仕入れて販売することが可能になりますが、他の人も同様の契約を結んでいる可能性も高いということを認識しておく必要はあります。競合と商品が被る可能性は高いですが、代理店の中でも個人と契約していないところもあるので、自分に合った代理店を探してみましょう。
ドロップシッピングを行う方法
この章では下記3点のドロップシッピングを行う方法について解説します
DSPから
ドロップシッピングを行う手段として、まず挙げられるのがDSPから行うということです。DSPとは、ドロップシッピング・サービス・プロバイダの略語です。DSPへの統理録は無料で気軽にビジネスをスタートすることができます。DSPには、既存商品を販売する方法とオリジナル商品を販売する方法があるので、あなたに合った販売方法を見つけてみましょう。
メーカーと直接交渉する
最後にメーカーと直接交渉する方法について紹介します。多くのメーカーは、個人と契約しているところが少なく、法律の知識も必要になってくるので、あまり費用対効果は高くありません。しかし、競合と被らない商品を仕入れることができたり、オリジナリティが出せるので、余裕が出てきたら検討してみましょう。
ドロップシッピングができるサイト
ここでは下記3点のドロップシッピングができるサイトについて解説します。
トップセラー
トップセラーはネットショップの仕入れ最大手です。取り扱い商品としては、日用品やバッグ、寝具などが挙げられます。使用料金も2コースあり、セレクトコースの場合は永年無料で利用することができます。
マルモトネット
マルモトネットは、創業60年以上の実績を持った老舗店舗です。キッチン用品やインテリア雑貨、収納家具などを取り扱っています。馴染みのある商品を管理しており、販売全体のトータルサポートも手厚いサイトです。
タオバオ新幹線
タオバオ新幹線は、BASEと連携しているドロップシッピングサイトです。何と言っても安く、中国からの仕入れも可能となっております。品質もタオバオ新幹線が一括管理しているので安心ですね。
さいごに
今回は、ドロップシッピングの概要や始め方、アフィリエイトサイトとの違いなどについて解説しました。ドロップシッピングサイトは初心者でも始めやすいビジネスなので、挑戦してみてくださいね。是非、この記事を参考にあなたの新しいビジネスをスタートさせましょう。本記事が少しでも皆様のお役に立てましたら幸いです。
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